就職活動

【絶対に後悔しないで欲しい!今からでも間に合う大学生活の過ごし方3選(理系学生向け)】

こんにちは。管理人のナゼネコです。

 今理系の大学生・大学院生の方向けに、私が大学時代にやっておけばよかったと思うことをお伝えしたいと思います。社会人になると、自由に使えるお金が増えたり、人によっては両親から独立して自由に生活出来ることになります。社会人はそんな良いところもありますが、その一方、会社員やサラリーマンになると、時間が拘束されます。つまり、お金があっても、それをやりたいことに使う時間が大幅に減ってしまうのです。お金は無限に増えますが、時間は有限です!!!

 だからこそ、今社会人になった私が思う、やっておけば良かった事を皆さんに共有して、皆さんには同じ轍を踏まないで欲しいなと願っています。自分自身そうでしたが、正直、理系の学生は他の分野の学生と比較して、授業も難しくついていくのが大変で、課題も多くて、本当に忙しいです。更に大学院生になると、研究室活動でどんどん忙しくなっていきます。それを理解している上で、それでもどうにか時間を作ってやっておいた方がいいと思うことをまとめます。

① 長期海外旅行、留学経験

 社会人になると、まとまった時間をとることが本当に難しいです。現在比較的ホワイトな環境で働いていますが、それでも数週間休暇を取ることは難しいです。例えば、ヨーロッパに行きたい!と思って数週間必要となると、お盆休みや年末年始の休みを使うことになり、旅行代金も高くなってしまいます。また、海外への短期留学も同じ理由で、社会人になると難しくなります。しかしながら、長期の海外旅行や留学経験はあなたの視野を広げ、価値観を変えてしまうことだってあるのです。この旅で途上国の子供に出会い現状を見たことで、この国の子供を救いたいと想い、会社を辞めて起業した人も知っています。そのため、大学時代のうちにどうにかお金を工面して(バイトを頑張ったり、無利子の奨学金を借りたりして)、是非貴重な経験を積んで欲しいです。少し話題がずれてしまいますが、もし、どうしても家庭の事情でお金と時間的に無理!(または今はコロナで無理…)という方がいれば、旅行の代わりに読書をしまくってください。読書は、成功者の価値観を安価で疑似体験できるので、視野を広げるには非常に有効な手段です

② 専門分野の基礎知識とお金の勉強

 もしあなたが将来的に研究職の道に進みたいと思うのであれば、専門分野の基礎的な知識(化学、生物学、物理学など)は、大学生のうちに頑張って勉強した方が良いです。試験の為だけに毎回勉強しているだけでは全く定着していないので、いざ研究室や会社の研究所に入った際、この基礎学力や知識量の差が効いてきます。基礎学力なくして応用は出来ないですし、ひらめきも生まれません。私はテスト前くらいしか勉強しない人間だったので、研究室や会社に入ってからとても苦労しましたし、結局教科書レベルから勉強をし直しました。

 また、専門知識の他に、お金の勉強も大学生もうちにしておくことをお勧めします。これは、独り暮らしをして生活するためのお金のやり繰りを勉強してほしい…ということではなく、広く経済の仕組みや国の保証制度など、生きていく上で本当はきちんと理解しておいた方が良い知識を勉強して欲しいということです。社会人になると、休暇らは多額の社会保険料を引かれ、家を買うにはローンを組み、結婚したら生命保険に入る…など突然お金に関する難しい単語が飛び交う世界に迷い込みます。そんな時、何も知識がない状態でるのと、基本的な知識があった上でこれらの情報に触れているのでは見える世界が全く違うのです。お金の勉強に関して私のおすすめは、ファイナンシャルプランナーの資格勉強と実際に株式投資を行ってみることです。ファイナンシャルプランナーの資格は2級以上でないと就職活動で有利になることはなかなか無いですが、3級でも十分お金・経済音痴を治すことが出来ます。合格率も高いので、是非教養を身に付けるつもりで挑戦してみてください。株式投資に関しては、若いころから経験を積み実際にお金を沢山もらえるようになった社会人の時にはある程度知識がある状態であることが理想的です。

③ 起業体験、給料以外でお金を稼ぐ経験

 これからの時代の潮流を考えると、1つの企業に居続けるのではなく、副業、複業、転職、独立、起業、フリーランス活動をする人が多くなってくると思います。現在でも既にこのような流れは強いです。こんな時、何も経験のない会社員が自力で給料以外の仕事を創ろうとすることは、メンタル・技術・時間的に大変です。ただ、それでもこのような流れに逆らうことは出来ないので、平日の夜や、休日に試行錯誤することになりますが、それでもやっぱり平日日中の時間が惜しいなと思います。しかも、社会人になるとあまりにも突飛なチャレンジは、色々は制約(結婚、子供、親の介護など)がありハードルが高くなっていきます。また、一度大企業に入ってしまえば、わざわざ自分から大変なチャレンジをしなくても毎月安定して給料を貰えるので、茹でガエル状態になっていきます。さらに、周りも同じような安定志向の人ばかりになってしまうと、良くも悪くも周りの考え方に染まっていきどんどん動けない状態になっていくのです。

そのため、仮に将来企業に入りたいと思っている人でも、バイトの給料以外でお金を稼ぐ勉強をしておくことをおすすめします!自分の今あるスキルでどうやってビジネスが出来るか、どうやってマーケティングしていけばいいのか、どうやったら影響力を身に付けることが出来るのか、これを大学生のうちにやっておくのです。失敗しても良いですし、友人と一緒にチャレンジするのでは良いです。とにかくやってみて経験しておくだけでも、それは将来必ずあなたの役に立ちます。

まとめ

大学生活でやっておいた方が良いことは

① 長期海外旅行、留学経験

② 専門分野の基礎知識とお金の勉強

③ 起業体験、給料以外でお金を稼ぐ経験

最後に

 これまで、やれば良かったと思う事についてまとめましたが、最後にやらなくてよかったなと後悔していることを1つだけご紹介します。

 私の学生時代のやらなくてよかったと思っている失敗は「ガチ系の運動部に入った」ことです中学、高校で運動部に入っていた方なら分かって頂けますでしょうか…?「部活といったら運動部でしょ!青春でしょ!」という気持ち。でも、正直大学に入ったなら、もっと他のことに時間を使った方がいいです。その部活の競技で将来高みを目指しているなら良いかもしれません。でも、そうでないなら絶対にやめたほうが良いと思います。運動部は、青春を感じられる一方、朝練、午後練、土日部活など、時間を否応なく取られます。その時間を、絶対に違うことに使った方がいいです!

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ナゼネコ

国立理系大学の工学修士卒。現在、某大手企業の研究員として主にウイルス・微生物に関わる基礎研究に従事。研究者として、課題発見の難しさ、観察眼の重要さを痛感し「科学×アート」の重要性を未来の研究者である子供たちに伝えるべく「子供向けVTS講座」を開設。学生向け対話型アート鑑賞(VTS)講師として活躍中。STEAM教育、文理横断人材によるイノベーション研究に興味あり。自身も2021年秋より通信大学の文学部に入学。夢は、子供の発想で世界にイノベーションを起こす研究所の設立。

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